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防蟻EPS断熱材 パフォームガード (1/4)

断熱材の材質や形状の特性により、人畜無害のシロアリ防除をした断熱材は、EPS(発泡ポリスチレン)しか技術的に製造できません。その技術開発に成功したのが世界で唯一、米国AFM社であり、その特許製品が、AFM社のパフォームガードなのです。

パフォームガード防蟻断熱材

パフォームガードは極寒の南極基地で40年以上も前から使用されている、優れた断熱性能を持つビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)に人体や動物に無害な無機質(ホウ酸系化合物)の物質を、ビーズ一粒づつ均等に含有させる技術を用いて作られており、シロアリが断熱材へ侵入するのを妨げる機能を持っています。成分の自然分解がないため防蟻効果は持続します(注)。日本で防蟻の断熱材として使用されたのはこの商品が初めてです。ISO9001 JISを両方取得している工場で製造されております。
注:基礎・土間断熱工法では推奨しない施工をした場合、効果が持続しない場合があります。

 

パフォームガード 特徴

安全な防蟻性能はもちろん、断熱材としての高い機能を備えてます

ホウ酸系防蟻機能付

パフォームガードの防蟻薬剤は無機質であるホウ酸を使用しています。ホウ酸は木材保存剤として世界中で使われており、木材をシロアリや腐れなどの劣化生物から長期間守ります。米国環境保護庁に認可された数少ない木部用保存剤です。ホウ酸をEPSへ添加させる特許技術をアメリカAFM社が開発しました。基礎断熱以外の屋根・天井・壁・床等の全ての断熱部位に安全に利用できます。

次世代省エネ基準にも対応

基礎断熱・土間床断熱で使用されるパフォームガード タイプ9の熱伝導率は0.034w/(m・K)。床下断熱材として使用されるドイツBASF社ビーズでできたパフォームガードANB18の熱伝導率は0.032W/(m・K)。北海道のⅠ地域においても全ての断熱部位で問題なく使用できます。

経年変化が少ない

ポリスチレンフォームは押出式(XPS)とビーズ法(EPS)に分かれます。パフォームガードはEPSです。XPSは製造直後の熱伝導率の数値はEPSに比べ低い(断熱性能が良い)が、製造直後から2~3年かけて発泡ガスが抜けていき、熱伝導率はEPSに近づいて行きます。EPSは25年経過してもほとんど断熱性能に変化がありません。
資料1 熱伝導率の長期経時変化 EPS建材推進協議会資料より引用
資料2 南極昭和基地無電棟に使用されたEPS断熱材 EPS建材推進協議会資料より引用

吸水性が極めて低い

パフォームガードタイプはEPSでも一番密度が高い特号グレードでできています。JISの吸水量の規格値は1g/100平方センチメートルとなっており、魚箱やクーラーBOXでも使用されいているようにほとんど吸水しません。パフォームガードで使用されているEPSのビーズの吸水量は0.1g/100平方センチメートルです。ホームセンターに売られているEPSは4号グレード(密度が低い)でJIS規格の吸水率は1.5です。したがってパフォームガードは基礎断熱材や土間床下の断熱材として問題なく使用可能です。EPSは軟弱地盤地の盛土の代わりに使用されている事からも水に強い事がわかります。
資料3 EPSの長期間水中浸漬による吸水試験 EPS建材推進協議会資料より引用

パフォームガード 厚み600㎜=R値17.6も可能

パフォームガードは最大厚み600mmまで製造でき、LCCM住宅や無暖房住宅に最適な断熱材です。
例:長さ1820×幅910×厚み600。積み重ねて連続した形で製造できるのも発泡系断熱材ではEPSだけです。発泡系断熱材のXPS・PUF・PFや繊維系断熱材でも真似のできない特徴を持っています。

パフォームガードは人や地球環境にもやさしい断熱材
ホルムアルデヒド発散等級F☆☆☆☆
製造時のフロン・代替フロン使用なし
自己消化性があり燃焼時、有毒ガスの発生なし
防蟻材が入っててもリサイクル可能
防蟻薬剤の揮発・飛散なし

 

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