モダンな外観と統一されたエクステリア (1/2)
藤山様邸 インタビュー
藤山様邸は鹿児島県のなかでも、近年人気の高い姶良市に建築されました。モダンな外観と、統一されたエクステリアにヴィヴィットな赤のアクセントカラーが目を引く、おしゃれな建物です。
藤山様のご厚意で、2011年7月に開催された「PVソーラー協会主催の第16回総会」の現場見学会会場としてもお借りし、全国から100人以上もの住宅事業従事者の方々が見学されました。エコ住宅の本場、ドイツで主流となっている「木質断熱材(ウッドファイバー)」をはじめ、「高性能調湿シート」等々を使用した、見所満載のお宅です。
インタビュアー 神代和彦（CMシステム福岡）
ご入居されたのが昨年の８月ですね。もう１年が経過しますが、住み心地はいかがですか？
猛暑も経験しましたけど、冷房がフル稼働になることはなかったですね。鹿児島でこんな経験をするなんて思ってもいなかったですね。
(神代)そういえば、現場見学会でお借りしたのは７月でしたけど、当時はエアコン設置前でしたが室内はそんなに暑くなかったんですよ。見学されていた住宅会社の方々が驚かれてましたからね。
そうですか。やはりウッドファイバーの効果が高いんでしょうね。エアコンの効きも早くて思っていた以上に電気を消費していないような気がします。冬も効果が顕著ですぐに暖まります。吹き抜けがあるので心配してましたが問題ありませんでしたね。
ソーラーハウス21の家づくり方法「ＣＭシステム」を知られたきっかけを教えていただけますか？
私達も皆さんと同じようにはじめは、「展示場」巡りをしましたし、完成見学会にも足を運びましたね。
でも「家づくりの本」で目にしたＣＭシステムの「勉強会」がどうしても気になったもので、「先々の打ち合わせで役に立つだろう」と軽い気持ちで申し込んだんです。
当初は他社で建築をお考えだったと伺いましたが。
実は友人の建設業者でほぼ決めていたんです。でも勉強会で考えが変わってしまいました…友人には悪いなと思ったんですけどね。
勉強会の印象はいかがでしたか？
結局３回の勉強会に参加させてもらったんですが、皆さんがおっしゃるように「目からうろこ」状態になりました。
当初は「原価公開」→「安くできる」というような認識だったんですが、「単に安くする為の家づくりではない」という上野さんの姿勢が伝わってきて、「この人なら信頼できる」って考えが芽生えてきましたね。
家づくりは信頼関係がなければ成り立ちませんよね。それからはどんどん吸収していきましたね。
出席前と後では変わりましたか？
建築に対する考えががらりと変わりました。また家づくりの流れがわかりづらかったんですが、理解できるようになりました。家づくりに一気にのめり込んでいったような気がしますね。
土地探しも手伝っていただきましたし、現地確認も一緒にしていただきました。いくつも見てきて途中悩んだりしましたが、最終的にはここで背中を押していただいたのも上野さんでしたね。今思えば、土地探しから相談してよかったと思います。
家づくりで心がけた点はありますか？
プラン作成に苦心しました。家族の気配が感じられるプランにしたかったですから、リビング階段をメインに考えていきました。
妥協したくない点も多かったですから、例えばキッチンと家事室やリビングから眺められるバイクガレージなんかはこだわりがありましたから。
時間をかけて練り上げていかれたのでは？
そういえば、江口さんとも仕事が終わってファミレスで０時くらいまで、何度も打ち合わせをしましたね。
バイクガレージってなんとも贅沢ですね。
こんな特殊なプランも当たり前のように取り組んでもらいましたけど、会社によってはいい顔されないところもあるかもしれませんよね。
また、雑誌やインターネットで情報収集したものを採用できるのもＣＭシステムのいいとこですよね。
他社さんでは仕様や設備に制約がつく事が多いと聞いてましたし、施主支給が出来ないこともあるようですから、その点は建てる側からすればありがたいですよね。
何かお気づきの部分がありましたか？
西側を割りと交通量の多い道路が走っているんですけど、大型車の振動が皆無ですね。
それから雨音が聞こえないくらい防音効果が高いので、外に洗濯物を干している場合は注意が必要ですね。
これから家づくりをされる方々にアドバイスをされるとしたらどんな声をかけられますか？
家づくりにかけたエネルギーの分、満足度の高い家が出来ると思います。是非、妥協せずに取り組んで欲しいですね。
今日はどうもありがとうございました。クリのフローリングがひと際目を引き、随所にこだわりの空間を見てとれる藤山様邸。心底満足されていらっしゃるご様子が終始伺えたインタビューでした。
2013年2月28日 | 鹿児島 F邸 | モダンな外観と統一されたエクステリア
