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快適空間創造住宅

湿度を考えた家づくりを

断熱・気密・防露・換気の関係

 

断熱の性能を上げるためには、断熱材を施工すると同時に気密工事を行い、断熱材の隙間からの空気の出入りを極力少なくする必要があります。隙間を塞ぐ、いわゆる目張りを行い断熱性能を高めます。

  • 壁内に結露の発生を抑える防湿フィルムの施工等の防露対策を、同時に実施します。
  • 気密工事を行うことによって、室内の空気が汚れた場合、居住者に悪い影響が出ることがあります。最近話題になっているシックハウス問題は、体に悪影響を及ぼす化学物質が室内に溜まることにより発生します。そこで、換気を常時行い、必要な量の新鮮な空気をいつも住宅内に供給することが必要になってきます。方法としては、計画換気を使用する以外に、状況に応じて窓を開けることで対応します。
  • せっかく暖めた空気を換気により外部に放出することになるので、一見、矛盾しているように見えますが、要は、「断熱・気密・防露・換気」は互いに非常に密接な関係なので、常にバランスを考えながら、計画的に実施しなければならないということなのです。
  • もちろん、換気設備の稼動は、乾燥した空気の流れを作り、室内の結露発生を防止する効果もあります。

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