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安全・高耐久で資産になる住宅

安全で安心な住まいとは

火災に強い安全な家

建築材料としての木材の最大の欠点は、火災に弱いことだと思われています。では、万一の火災に見舞われた時、構造材が金属なら大丈夫かというと、決してそうではありません。なぜなら、金属は加熱されると急速に軟化して強度が低下する性質を持っています。鉄は500度になると数分で「引っ張り強さ」が半減。アルミニウムは600度で溶けます。

一方、ある程度の太さを持った木は、表面は燃えますが、燃えあとに炭化層ができて、それが防火被覆の役割を果たすので、ここからの燃え方は非常に遅くなります。「新聞紙は燃えても百科辞典を燃やすのは大変」だというのと同じことです。

実際の火災になると、最高温度が1000度を超えるといいますから、鉄やアルミニウムなどでは、出火から速い段階で建物に崩壊の危険が出てきます。反面、木造住宅の場合は他の部分は燃えても柱だけは残ります。つまり建物が崩れ落ちるのは時間的には鉄骨住宅よりも遅い場合が多いということになります。

石膏ボードや軒裏防火版、2階の床厚などで準耐火仕様

ハイブリッドeハウスの工法は、全ての天井や壁の室内側に、厚さ12.5mmのプラスターボードを貼り、さらに断熱材まで準耐火仕様にします。

私たちの使用する断熱材の一つであるセルロースファイバー断熱材は準耐火構造認定を型式でとっています。もちろん火災保険は通常の木造住宅に比べると3分の一から2分の一位になります。

セルロースファイバー断熱材も準耐火仕様です

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アップルゲート セルロース断熱材は、独自の耐火加工と高密度施工で、燃えにくい断熱層を作ります。

アップルゲート セルロース断熱材 詳細

防虫・防カビ剤として使われているホウ酸にも防火作用はありますが、アップルゲート セルロース断熱はホウ酸に加え、米国特許のPF24という人体に無害な液体耐火剤を使用しています。乾性のホウ酸を材料に混ぜるだけでなく、液体耐火剤をセルロース繊維の中まで浸透させることにより耐火性能を格段に向上させています。

アップルゲート セルロース断熱は、JIS A 1321に規定する難燃3級表面防火試験に合格。さらに、アップルゲート セルロース断熱の外壁は、国土交通大臣により防耐火構造であることが認定されています。また、万一火災の場合でも有害物質を発散することはありません。

1時間耐火図
「ホウ酸」+「PF24」= 強い防火性能を実現

1時間耐火構造

建築基準法第68条の26第1項(同法第88条第1項において準用する場合を含む)の規定に基づき、同法第2条第七号の二並びに同法施工令第115条の2の2第1項第一号イ及びロ(間仕切壁(耐力壁):各1時間)の規定に適合。

認定番号:QF06OBP-0028
認定書

プラスターボードの特性

プラスターボードは、石膏をボード原紙に流し込んで作ります。石膏はその重量の21%が結晶水で出来ており、一旦炎があたると熱分解を起こして約25分間水蒸気を放出します。このため、火災が発生しても天井裏や壁内部の温度上昇が抑えられ、火の廻りを遅らせる効果があります。

つまり、プラスターボードを貼ることで、構造材(木材)が発火点(約450℃)に達するまでの時間を大きく遅らせる事が出来ます。

ファイヤーストップ構造

火災時の火は空気の流れに沿って燃え拡がっていきます。この性質から日本の在来木造住宅の室内で起きた火災では床下や壁内部のすき間、天井裏が火の通り道となります。

ハイブリッドeハウスでは根太やスタッド(間柱)などが一定間隔で組まれている床や壁の内部の構造は、防火区画がいくつもつくられているのと同じ状態です。火の通り道となる床や壁を構成する構造材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断、火が燃え拡がるのをくい止めます。

多数の区画が存在することによって火の進行はさらに遅くなります。

ハイブリッドeハウスはこのように二重三重の防火機能を持ち、初期消火の可能性が高まり、万一の火災時の被害を最小限に抑えることができます。

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