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ホウ素で白蟻から家を守る

ホウ素は自然界ではホウ酸やホウ酸塩として存在し、海水や温泉水中に多く含まれています。 また、植物にとって必須微量元素であることから、人間も野菜や果物を食べることで日常的に摂取しています。身近な所では、目薬やソフトコンタクトレンズの保存液に使われていたりします。

人間などの哺乳動物がほう素を必要以上に摂取した場合、腎臓の浄化作用で短期間に排せつされます。 ほ乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度です。一方、腎臓を持たないあらゆる下等生物の場合には、過剰摂取することで細胞レベルでエネルギー代謝できなくなり、 餓死することが分かっています。代謝という生命の基本プロセスに作用するので、抵抗力を獲得することもありません。3億年もの昔に起源を持つゴキブリ対策にホウ酸団子が使われていることからも分かると思います。

また、揮発や分解によって滅失することのないほう素は、物理的な移動が起こらない限りそこに存在し続けます。 風雨に晒されたり地面に直接触れたりすると少しずつ移動が起こりますが、 非接地非暴露用途であれば半永久的な効果が期待できるのです。

環境に優しくほ乳類に安全。確実に害虫等の制御が出来て、効果も持続する。 こういった特性から、欧米では1950年代から今に至るまで、室内の防虫、建築時の防腐・防蟻にホウ酸塩が広く使われています。特に、温暖湿潤な気候を好むシロアリの被害が深刻化していた米・ハワイ州では 1992年からホウ酸塩の防蟻処理が始まり、現在ではシェアのほぼ100%を占めています。

★どこの住宅会社でも使う防蟻(シロアリ)薬剤の問題点

タイヤが換えられない!?

現在、日本で使用される防腐防蟻(シロアリ)剤は有機系の薬剤が主流となっています。 しかし今日の木造建築を取り巻く現状をふまえると、そこには大きな矛盾が潜んでいます。

たとえ話ですが、あなたが新しく車を買ったとしましょう。 その車は特別丈夫な車なので、何年経っても新品同様で故障一つありません。

5年後のある日、あなたはタイヤが磨り減ってしまったのに気がつき、車屋へタイヤの交換をしに行きます。 そこで車屋のおじさんから衝撃的な事実を知らされます。その車はタイヤを交換することが出来ないのです。 しかも、タイヤが磨り減っているため、いつ故障するか分からない危険な状態だと言うのです。

おかしな話です。これはたとえ話ですが、こんな事がホントにあったとしたら・・・。 しかも夢のマイホームで。それでは大きな矛盾についてご説明しましょう。

薬剤の持続効果は最長で5年

農薬の持続効果は最長で5年しろあり対策協会通達

現在、木造建築の防腐防蟻(シロアリ)剤として使用が認められているものには、 アレスリン(合成ピレスロイド)・イミダクロプリド(ネオニコチノイド)・シプロコナゾール(トリアゾール)等がありますが、 いずれも持続効果は短く、平成13年の日本しろあり対策協会通達では 「薬剤の持続効果は最大で5年間」「5年を目処に再処理を行う」などの旨が確認されています。 つまり、再処理しない限り5年後にはシロアリに対して無防備になってしまいます。

再処理できない壁の中

再処理できない壁の中

5年毎に再処理することを前提に使用されている防腐防蟻(シロアリ)薬剤ですが、 現実には断熱材が詰まった壁内部の処理は難しく、床下など再処理が可能な場所であっても疎かになっています。 一般に防腐防蟻(シロアリ)に対する関心は低く、住宅の引渡し時に再処理の説明を受けないケースもあります。

新築後5年を経過しても再処理出来ないという状態は、シロアリに対して全く無防備であることを意味します。 つまり、寿命が30年以上ある木造住宅の防蟻(シロアリ)対策は5年間限定の使いきりタイヤと同じなのです。

薬剤が使われるワケ

建築基準法には木造建築の場合、地面から1mの構造耐力上主要な部分(柱・筋交い・土台など)に対し、 有効なシロアリ対策を講じることが定められています。日本では従来、神経毒性を持つ農薬系有機薬剤の散布が行われてきましたが、 建築基準法の改正によりクロルデン(効果30年以上)・クロルピリホス(効果5年以上)といった効果が長く持続する農薬の使用が禁止されました。

現在使用されている合成ピレスロイド系、ネオニコチノイド系などの農薬成分についても、胎児への影響などが懸念されていますが、シロアリ被害を食い止める必要悪との見方から使用が認められてきました。

薬剤の散布クロルデン・クロルピリホス

★外断熱・床下蓄熱工法の注意点

近年、省エネ意識の高まりから、木造住宅に外断熱工法・蓄熱工法を採用する例が増えています。 それらの工法の共通点として挙げられるのが「床下スペースが気密・断熱層の室内側になる」ということです。 それは、土台・床下に防腐防蟻(シロアリ)薬剤が散布されている場合、居住スペースが農薬成分に直接さらされることを意味します。

高気密な住宅であるほど影響は大きくなる為、床下へ使用する防腐防蟻(シロアリ)剤には、揮発することがなく、人体への影響が出ないものを選択する必要があります。

外断熱・床下蓄熱工法の注意点

★ハイブリッドeハウスで使われるエコボロンPROの主な特徴

エコボロンPRO荷姿、一缶18kg入り。

1:高い防蟻・防腐性能
劣化予防に、優れた効果を発揮します。
2:安全性
揮発性が全くないので、空気を汚しません。
3:効果が長期持続
乾燥環境では特に持続します。家を長持ちさせましょう。
4:施工が簡単
原液をそのまま使えるので安心。吹き付け、ハケ塗り可。
5:差別化に!
健康住宅・高耐久住宅にピッタリの製品です。

防蟻・防腐性能について

シロアリはエコボロンPROで適切に処理された木材を、食害することができません。 ホウ酸塩処理は欧米ではスタンダードになっており、京都大学、ハワイ大学、Forintek研究所の共同チームにより、高い防蟻性能が確認されています。エコボロンPROは登録文化財の防虫・防腐工事でも採用されています。

安全性について

エコボロンPROは「ホウ酸塩」を主原料としています。 ホウ酸塩は揮発・蒸発しないため、シックハウスの心配がありません。アトピー性皮膚炎の方、化学物質に過敏な方でも、安心してお使いいただけます。

効果が半永久的に持続

エコボロンPROで処理した木材は、乾燥環境にある限り、効果が半永久的に持続します。持続性のある予防処理を実現できます。

高い防蟻性能

エコボロン木部用を使った試験

シロアリは、エコボロンPROで適切に処理された木材を食べることが出来ません。エコボロンPROの主成分であるホウ酸塩を摂取したシロアリはエネルギー代謝が出来なくなり、餓死します。また、この効果はシロアリに限らず、ヒラタキクイムシなどの食材甲虫にも同じ作用をもたらします。

ホウ酸塩は京都大学、ハワイ大学、Forintek研究所(カナダ)の共同研究チームにより、ハワイオアフ島と鹿児島吹上砂丘で10年来野外試験が続けられ、高い防蟻性が確認されています。エコボロンPROは、鹿児島吹上砂丘で野外試験が行われています。

高い防腐性能

エコボロンPROは、木材腐朽菌やカビ菌などの菌類に対しても有効です。

人の健康な皮膚からはホウ酸塩は吸収されませんが、菌がホウ酸塩に触れると細胞壁を通して細胞内に入り、一定量の濃度を超えるとエネルギー代謝が出来なくなって死滅します。ホウ酸塩はForintek研究所(カナダ)により、年間降雨量1,000mmを超えるバンクーバーで14年間に渡り 野外試験(L-ジョイント試験)が行われ、高い防腐性が確認されています。

防錆性能

エコボロンPRO鉄腐食性試験

ホウ酸に防錆性能があることも、様々な実験から明らかになっています。エコボロンPROもまた例外ではなく、金属腐食を防ぐ傾向がみられます。住宅を長持ちさせる為には、木造住宅の接合金物を腐食から守る事も大切です。

高い安全性

エコボロンPROは非常に安全性が高いため、シックハウス対策に、健康住宅志向のビルダー様に広くご採用いただいております。2011年9月には、公益社団法人日本木材保存協会の認定薬剤として登録されました。
エコボロンPROの主成分であるホウ素は、自然界ではホウ酸やホウ酸塩として存在し、海水や温泉水中に多く含まれています。また、植物にとって必須微量元素であることから、人間も野菜や果物を食べることで日常的に摂取しています。

身近な所では、目薬やソフトコンタクトレンズの保存液などにも使われています。 カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の吸収にも効果があるといわれており、 サプリメントに配合されていることもあるようです。

シロアリなど腎臓を持たない生き物にホウ酸が効果を発揮

人間などの哺乳動物がほう素を必要以上に摂取した場合には、腎臓の浄化作用で短期間に排せつされます。ですので、ほ乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度です。 少量口に入ったり吸入してしまったりといった程度では全く問題になりません。

もちろん量の問題はあります。排せつされる量を超えて短期間に大量摂取すれば問題が出てきます。醤油を一気飲みすると生命に危険が出るのと同じようなものです。エコボロンPROはこの点にも配慮し、幼児等による万が一の誤飲事故を防止するため、苦味成分を配合しています。

ホウ酸塩は非常に安定しており揮発蒸発することがありませんのでお部屋の空気を汚しません。高気密高断熱構造であっても、床下換気システムであっても、シックハウスの心配は無用です。安心してお使い頂けます。

地震で倒壊した木造家屋

木造住宅の劣化原因は、1位が腐朽、2位がシロアリによるものだと言われています。 腐朽やシロアリの被害を受けると修復が必要になりますし、家の資産価値が下がってしまいます。 また、耐震性能も低下してしまいます。

阪神大震災で被害の大きかった神戸市東灘地区では、 倒壊した家屋のうち約8割にシロアリや腐朽による被害があったという調査報告もあります。 シロアリ・腐朽対策と予防が万全であったなら、倒壊家屋はもっと少なくて済んだはずです。

シロアリ・腐朽の予防措置

シロアリ被害で土台がスカスカに

住宅の防蟻・防腐措置は、建築基準法で定められています。 「構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から1メートル以内の部分には、 有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐ ための措置を講じなければならない。」(施行令第49条2)

現在一般的に行われている防蟻防腐措置はべた基礎・通気構造などに合わせて シロアリや腐朽に強いと言われているヒノキなどの樹種を使用して家を建てる「無処理」と、 現場で有機薬剤や天然の防蟻防腐剤を使う「現場処理」とに大別できます。

無処理の問題点

べた基礎は、湿気対策・シロアリ対策に一定の効果が得られるものですが、水抜き穴や配管周り、コンクリの打ち継ぎ部などからシロアリが侵入することがあります。また、最近では基礎外側断熱材の使用増加に伴い、外側断熱材を伝って侵入する事例も出てきています。

通気構造は、防腐対策としては一定の効果が得られますが、有効なシロアリ対策とは言えません。シロアリは自ら環境を整備する能力を備えた生き物であり、土を盛って外気を遮断し、水場から水を運搬します。ヒノキなどの樹種は防蟻防腐性能が高いと言われていますが、同じ樹種でも産地や部位などによって大きなばらつきがあります。また、シロアリにとっては好みでないというだけで、食べられないわけではありません。 どんな樹種であっても木材である以上、食害を受ける可能性があります。

現場処理の問題点

天然の防蟻防腐剤の問題

匂いでシロアリを忌避するといった揮発性のものが多く、これらは効果が短期間で無くなってしまいます。また、非常に高価なものが多いようです。中には、炭から出るマイナスイオンでシロアリの生態系を狂わせて殺すという製品もあるようです。森の中に多く存在するといわれるマイナスイオンを、森の中に生息しているシロアリが嫌がるというのは不思議な話です。

有機薬剤の問題

現在では健康と環境への配慮から5年以上効果の持続する薬剤は製造できなくなっています。5年毎に施工しなければ効果が維持できない事や再施工時には新築時と違って壁体内など施工できない部分が出てくること、施工者や住まい手であるお施主様の健康を害する可能性などが問題として挙げられます。

解決方法『エコボロンPRO』

エコボロンPRO荷姿、一缶18kg入り

これらの問題を解決する為に、株式会社エコパウダーでは安全・強力・長持ちするホウ酸系木材保存剤の研究を進め、ホウ酸塩鉱物の防蟻防腐塗料『エコパウダーBX』を開発しました。そして、さらに『エコパウダーBX』のノウハウを活かし、施工性を大きく改善させた木材保存剤『エコボロンPRO』の開発に至りました。

エコボロンPROは、強力で持続するシロアリ・腐朽予防性能を、安全に提供致します。

ホウ酸塩は天然鉱物

ホウ酸塩鉱物

エコボロンの主原料であるホウ酸塩はカリフォルニアなどで発掘される天然鉱物です。ホウ酸塩は無機物のため分解されることがなく、常時流水に晒されるような状態でない限り、 高い効果が理論上半永久的に持続します。

一方、現在一般的に使用されている防腐・防蟻剤は農薬として開発されたものなので 5年以内に分解されてしまうため、5年に一度の再工事が必要になります。

エコボロンと薬剤の効き方の違い

  • 木部にホウ酸塩を染み込ませて、シロアリに食べられない木にします。
  • 分解・蒸発しないため無臭で、効果は半永久的に持続します。
  • 農薬成分を蒸発させてシロアリを防ぐものはシックハウスの原因になるものも。
  • 農薬は5年で分解され消えてしまいます。5年に一度の再工事が必要です。
再施工ができない構造躯体に最適

農薬系防腐・防蟻剤の効果を持続させるには5年ごとの再施工が必要となります。ところが、壁内の木部(柱、間柱など)は事実上再施工が難しく、薬効が切れてしまうと無防備となってしまいます。耐震性の劣化と腐朽・蟻害の因果関係は、周知の通りです。再施工の出来ない箇所だからこそ分解されない無機物での処理が最適です。

壁内の木部は再施工が困難

シロアリとエコボロンが良くわかるPDF資料

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