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年間を通じて適度な湿度

健康住宅6つのポイント (2)

年間を通じて適度な湿度

湿度の管理は快適健康生活の重要事項です。

  • 湿度の基準は、夏50~60%、冬40~50%が最適です。
  • 湿度が70%以上だとカビ、ダニが発生しやすくなります。逆に40%以下だと喉や肌に悪影響を与え、風邪ウィルスが活性化します。

つまり湿度の管理が極端にできていない場合は、健康を害することがあるといえます。私たちはまず、構造躯体からその対策を考えます。

自然素材の断熱材を使う

調湿性能、通気性能

これは家を長持ちすることに大きく貢献します。 グラスウール(約0.5l/m3)に比べて、10倍以上の7l/m3の水蒸気を含む事が出来、吸放湿もするので、壁の中の結露を食い止めます。結露が防げれば、かびの発生も防げます。 カビの発生を防ぐと同時にダニの発生を抑え、その死骸が宙に舞ってアレルギー、ということもなくなります。

外壁は必ず呼吸させることを考える

ハイブリットeハウスに使われている調湿防水気密シートは、温度の変化で湿気の透過性能が変わるという特質を利用した、理想のシートです湿気が外から中に移動する夏は湿気を通して、壁内の湿気と内部で結露した時の水分も内側へ放出して壁内を保護します。湿気が中から外へ移動する冬は、湿気が壁内に侵入しないよう遮断して内部の乾燥状態を保ちます。このように、自動調湿機能により気密性を確保しながら湿気を自動的にコントロールして、湿気と結露から住宅を保護します。

湿度を交換する計画換気を使う

多くの家で使われだした熱を交換する換気システムは、湿気の扱いが問題でした。夏は湿った空気を冷たい部屋の空気で冷やすので湿気が結露して処理に困ります。冬は乾燥した空気を暖めるのでますます乾燥します。この問題を解決したのが、日本の優れた「紙」の技術で開発された、全熱交換ユニットを取り入れた全熱交換換気システム。熱と湿気を効率良く交換するだけではなく、有害物質をシャットアウトする機能も持っています。

また湿度を交換することで体感温度が違ってきます。その結果、夏も冬もエアコンの設定温度を控えめにでき、エネルギーの使用量を抑えることができますし、それはできるだけ温度を低くせずに涼しく感じるということで、健康にもつながることになります。

湿度を調整して室内を快適にするという新しい考え方が登場

このような考え方を取り入れた、新しい「全館調湿・熱交換計画換気」がダイキンより発売されていますので、それをご紹介したいと思います。

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