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静かで熱緩和に優れた断熱材

健康住宅6つのポイント (5)

静かで熱緩和に優れた断熱材

防音と熱緩和に優れた断熱材を使うことによって、静かにぐっすりと眠ることができます。防音性がぐっすりと眠れることは分かりやすのですが、熱緩和性が高く蓄熱性に富んでいるということは夏季の遮熱にも力を発揮し、朝まで涼しく眠れ、疲れを癒せるということになります。

防音性能

車の騒音(空気伝搬音)、2階の足音(床衝撃音)など効果的に遮り、居住空間に静寂をもたらすことに貢献します。一般のグラスウールが密度10kg/m3なのに対し、木の断熱材は密度が40もありますので、その違いは歴然です。

断熱・熱緩和性能

ウッドファイバーは高性能な断熱性能(0.038W/m・K)を有しており、冬季に申し分ない断熱効果を発揮します。一方、蓄熱性に優れている(鉱物系断熱材の2~5倍)ため、夏季の遮熱にも威力を発揮し、涼しい室内環境を創出することに貢献します。

オランダ・ユトレヒト大学で、同一の建物・構造で、同じ厚みのウッドファイバーと鉱物系断熱材を屋根に施工し、夏場の室内の温度がどのように推移するか実証実験を行いました。その結果、鉱物系断熱材は約6時間で室内温度のピークをむかえ25度を超えましたが、ウッドファイバーは約10時間後にようやくピークをむかえ、また、室内の温度は25度を上回ることはありませんでした。

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