アップルゲート セルロース断熱材 (2/4)
断熱性能
断熱の役割は、住宅の温度変化をできるだけ小さくすることです。
アップルゲート セルロース断熱は、 「伝導」「対流」「輻射」による熱の移動を効果的に阻止します。伝導・対流・輻射によって熱が移動するのを効率よく阻止するには、隙間のない断熱層を作ることが必須です。どんなに熱伝導率の小さい(熱抵抗値の高い)断熱素材でも、隙間のある施工では断熱の役割を果たしません。ある米国の研究報告では5%の隙間が素材の持つ断熱性能を20%低下させるとあります。
「隙間を作らない」施工は、ウォール・スプレーの最も得意とするところです。アップルゲート セルロース断熱のウォール・スプレーは、紙片状の断熱材に風圧をかけて吹き付けることにより
- 配管・配線の周りや建築上避けられない隙間にまで完全に断熱材を入れ込みます。このとき、目で見ながら確認できるので確実に隙間を埋めることができます。
- セルロースの繊維が絡み合い、自立し、自重沈下しない断熱層を形成します。
(注)ジョーンズ・マンヴィル社(大手ファイバーグラス製造会社)の研究報告
熱が物質の中を伝わる現象です。断熱材の性能を表す「熱伝導率」や「熱抵抗値」は素材選択の目安にはなりますが、これらの数値はあくまで実験室で得たデータであり、実際に住宅に施工された場合の性能としては参考値として考えたほうが良いでしょう。ちなみに、アップルゲート セルロース断熱の熱伝導率は0.0398W/(m・K)です。
暖房をしても足元が寒いのは、温められた空気が上昇する対流という熱移動の現象によるものです。上昇した空気の熱が天井から逃げてしまうと対流が止まらずに、いくら暖房をしても足元の寒さは解消されません。この対流を阻止するには住宅を隙間なく断熱することが必要です。屋根裏のアップルゲート セルロース断熱は、セルロースの冷めにくい性質と高密度施工で熱が天井から逃げるのを阻止。壁と床の隙間のない断熱は隙間風をシャットアウト。少しの暖房でお部屋全体が暖かです。
夏、室内が暑くなるのは、太陽熱の輻射によって屋根が熱せられ、その熱が屋根裏で輻射によって天井に移動し、さらに温度の低い室内へと移動するからです。屋根裏のアップルゲート セルロース断熱は、セルロースの暖まりにくい性質と高密度施工で屋根裏の熱が天井を介して室内に移動する速度を遅くします。その結果、室内温度の上昇を抑制し、快適な空間と冷房費の大幅な削減につながります。
壁裏・天井裏・床下は配管・配線などその他様々な物が混在しています。従来の断熱材では、シートを切り貼りしていくため隙間が出来てしまいます。 しかし、アップルゲートはこれらの隙を完全に埋める事に成功しました。新築工事・リフォーム工事にも 、最適の断熱吹き付け工法です。プロの断熱施工士が、あなたの家に快適な断熱性能を約束します。
高温の時、同じ断熱性能でもガラス繊維は外気温が下がるにつれて抵抗が小さくなり空気が侵入しやすくなります。アップルゲートセルロースは温度変化にかかわりなく性能が一定しています。空気の侵入を防ぐことにより、冷暖房費を軽減できます。
熱抵抗試験結果
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平均温度
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温度差
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熱抵抗
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熱伝導率
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JIS規定
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24.2
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20.2
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2.42
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0.0398
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熱抵抗2.2以上
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財団法人建材試験センター試験結果
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2013年9月9日 | 作ったエネルギーを無駄にしない | アップルゲート セルロース断熱材