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知って得する建築知識

暖房器具比較~暖房器具の賢い選び方~ (5/11)

暖房効果を高める小技集

暖房効果を高める小技集では、ちょっとした工夫や実践により暖房効果をアップさせる様々なテクニックや工夫の方法などを紹介していきます。単に暖房の設定温度を上げるより快適かつ省エネ(暖房費の節約)が可能です。

重ね着・ひざ掛け・靴下で体感温度アップ

寒い寒いといいながらも冬場の室内で薄着で生活している人をよく見かけます。寒いと感じたらまずは服を一枚プラスして着たり、ブランケットや靴下などを着用・使用しましょう。こうした服などは体感温度を多いにアップさせます。しかも無料!

家族全員集合で人力暖房・暖房の省エネ

赤外線サーモグラフィーなどで人を見ると赤くなっていたりしますよね。これは人間が赤外線を発しているということを意味します。赤外線は放射されることにより暖房効果があります。つまり、人が多く集まるということはそれだけで暖房効果があるのです。

冷気の通り道は遮断して暖房効果アップ

暖房を使う上では、入ってくる冷気をいかに遮断するかも暖房効果を高めるテクニックの一つといえます。部屋に入ってくる冷気の通り道を把握して、それぞれの場所にあった対策を行うことで暖房効果を高めましょう。

暖房効果を高める暖房器具の配置法

暖房器具はどこに置いていますか?自分が座る側?実は部屋の暖房効果を高めるには暖房器具をどこに配置するのか?という点も実は結構重要な要素になっているのです。ここでは、暖房器具の効果的な配置法を解説します。

部屋の空気を循環させて暖房効果アップ

空気の性質上、暖かい空気は上に行きたがり、寒い空気は下に行きたがります。しかし、人間は、足元の温度に体感温度が影響されやすく、頭の方が暖かいと気分が悪くなります。つまり、空気の性質と人間の快適さを感じる性質は逆なのです。

 

冷気の通り道は遮断して暖房効果アップ

暖房を使う上では、入ってくる冷気をいかに遮断するかも暖房効果を高めるテクニックの一つといえます。部屋に入ってくる冷気の通り道を把握して、それぞれの場所にあった対策を行うことで暖房効果を高めましょう。

せっかく暖房をつけていても、どことなく冷気を感じることはありませんか?それは冷気の通り道が存在しているのです。こうした冷気の通り道をできるだけ遮断することが暖房効果を高める効果的なテクニックです。

窓ガラスからの冷気

そもそも窓ガラスというものは、冷気や熱気などを通しやすい性質を持っています(熱伝導性が高い)。温度というものは、それぞれが移動して均一になろうとします。そのため、寒い外と暖かい室内ではガラスを通して熱の移動が起こります。このため、窓ガラスを通じて暖かい熱が外に逃げ出し寒い冷気が室内に入ってくるのです。対策としては「窓を断熱性の高いペアガラスなどに交換する」「窓に断熱シートを貼る」という方法や「カーテンを閉める」といったお手軽な方法があります。なお、カーテンで対策をする場合は床に接する長さにした上で、できるだけ厚手のものが効果的です。

隙間風

部屋にどことなく、寒い風が通るという場合隙間風を疑いましょう。ドアの隙間や窓のサッシなど隙間があれば、寒い外と熱の移動により空気が入り込もうとしてきます。こうした空気の入り道を塞いでしまえば、暖房効果はアップします。
DIYショップなどでは「隙間テープ」や「隙間風ストッパー」のようなものが販売されていますので、ぜひ利用してみましょう。

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