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暖房器具比較~暖房器具の賢い選び方~ (8/11)

エアコン / 暖房器具比較

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エアコンは暖房器具の中では最高水準の効率を持つ暖房器具です。寒冷地(関東以北)を除けば基本的にどの暖房器具によりもランニングコストを安く運用することが可能な器具となっています。暖房器具の主役として最も活躍できるのがエアコンでしょう。

エアコンの暖房としての5段階評価

経済性という面で見れば最高級の評価となります。また、部屋全体を暖める能力が高く、石油・ガス式の暖房器具と異なり燃焼を伴わないため、部屋の空気をクリーンに保ちます。

一方で一部分だけを暖める能力が無いことと、空気は汚しませんが部屋が乾燥しやすくなるので、加湿器などを併用して部屋の乾燥を予防する必要があります。利用は電気のみなので、ほぼメンテナンスフリー。ただし、定期的にフィルターの汚れを掃除してあげないと余計な電気代がかかるようになります。使用時は月2回程度を目処にフィルターの掃除をしましょう。(最近はフィルターを全自動で掃除する機能が付いたエアコンもあります)また、他の暖房器具と比較した場合機器代金がやや高い点がネックです。

節電効果については、電気式暖房器具の中では最も高効率といえるでしょう。ただし、原則として部屋全体を暖めるタイプの暖房器具なのでごく短時間の利用には向いていません。

経済性(光熱費・ランニングコスト) ★★★★★
イニシャルコスト(導入コスト) ★★
速暖性(あたたまる速さ) ★★★★
全体暖房性能 ★★★★★
部分暖房性能
環境・空気(換気性能) ★★★★
手間・使い勝手 ★★★★
安全性 ★★★★★
節電効果 ★★★★
上記の評価は個人的な評価となっております。機器の年式などによっては必ずしも上記の通りとはいえない場合もあります。

エアコンのメリット

  1. 光熱費の効率は全暖房の中でも最も高い(ランニングコストが安い)
  2. 安全である
  3. 部屋全体を暖める能力が高い

エアコンのデメリット

  1. 空気が乾燥しやすい
  2. 機器代金が他の暖房器具より高額(イニシャルコストが高い)
  3. 室外機を設置するスペースが必要

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